EMSについて
2024/10/15
目次
『EMS』とは
EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略で、「電気的な筋肉への刺激」を意味します。
電気を用いて筋肉を強制的に収縮させ、刺激を与える機器を指します。もともとは医療用に開発され、スポーツ選手のリハビリやトレーニングにも活用されてきました。
筋力は、何もしないと20歳をピークに1年に約1%ずつ減少し、例えば70歳の方ではピーク時から50%も筋力が低下していることになります。
筋力が低下すると、身体を支える力が不足し、歪みや腰痛、肩こりといった不調が起こりやすくなるだけでなく、転倒のリスクも高まるため注意が必要です。
EMS療法は、電気刺激で筋肉を動かすため、寝ころんだままでも運動効果を得られます。
運動が苦手な方でも手軽に始められるほか、自力では鍛えにくいインナーマッスルを刺激できるため、筋力が弱くなりがちな女性や高齢者に特に好評です。
インナーマッスルとアウターマッスルの違い
インナーマッスル | アウターマッスル |
---|---|
インナーマッスルだけを自分の意志で動かすことができない | 自分の意志で動かせる |
疲労しにくく、持久力がある | 疲労しやすく、持久力が無い |
瞬間的なパワーは無い | 瞬間的なパワーがある |
インナーマッスルだけを自分で鍛えることが出来ない | 自分で鍛えられる |
一度鍛えると衰えにくい | 鍛えても、衰えやすい |
上記のように、インナーマッスルを鍛える際にはアウターマッスルも同時に使われるため、体力がない方には負担の大きい作業となります。
しかし、EMS療法ではインナーマッスルだけをピンポイントで鍛えることが可能です。
そのため、体力に自信のない方でも無理なく簡単に取り組むことができます。
インナーマッスルを鍛えるメリット
インナーマッスルを鍛えることで、長時間『良い姿勢』を保てるようになり、仕事や家事による『疲労感』を感じにくくなります。
また、インナーマッスルを鍛えると基礎代謝が上がり、体温が上昇して『免疫力』も高まります。
さらに、インナーマッスルを刺激するとアディポネクチンというホルモンが分泌され、血糖値や血圧の上昇、中性脂肪の増加を抑える効果が期待できます。
これにより、生活習慣病のリスクを低減するサポートにもつながります。
インナーマッスル強化により期待できる効果
・尿漏れや夜間頻尿の改善
・猫背の改善
・産後の骨盤のゆるみの改善
・慢性腰痛の改善
・歩行の安定
・基礎代謝向上(肥満予防)
上記以外にも様々な『身体に良い効果』が期待できます。
なぜインナーマッスルは衰えるのか
インナーマッスルは、日常生活の中で意識していなくても常に働き、体を支え、姿勢を保つ重要な筋肉です。
しかし、生活習慣の乱れや不良姿勢によりインナーマッスルが萎縮し、「筋肉が使えない状態」や「筋肉の偏り」が生じると、体が歪んで腰痛や肩こりなどの不調を引き起こすだけでなく、転倒のリスクも高まり、悪循環に陥ってしまいます。
良い姿勢を保てる状態ではインナーマッスルが常に働いているため、衰えにくくなります。
一度インナーマッスルが使えなくなると、自力で再教育するのは難しいですが、EMS療法を利用することでインナーマッスルを再教育し、「身体に良いサイクル」を取り戻しましょう。
対応の目安
EMS療法 | EMS療法ライト |
---|---|
年齢:高齢者 | 年齢:若年者・中年者 |
症状:3ヶ月以上続く慢性痛・不調 (痺れ、だるさ、むくみ等々) | 症状:1ヶ月以内の急性痛・慢性痛 |
期間:1ヶ月~6ヶ月(1週間に2回以上) ※月額プランのみ受付け | 期間:3回~5回(1週間に2回以上) |
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あんず整骨院
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城東区で筋肉を鍛えるEMS療法
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